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起業に向いている人の特徴とは?

決断力がある人や優柔不断な人など、人には様々な特徴があります。どのような特徴を持っていても、その特徴は個人個人の個性であり、一概に良い悪いと判断できるものではありません。   しかし、探求心のない人には研究開発 […]

決断力がある人や優柔不断な人など、人には様々な特徴があります。どのような特徴を持っていても、その特徴は個人個人の個性であり、一概に良い悪いと判断できるものではありません。

 

しかし、探求心のない人には研究開発といった職業は不向きであり、本人も目指すことは少ないでしょう。このように、どうしても特定の職業においては、不向きな性格的特徴というものが存在します。では起業に向いている人の特徴とは、どのようなものでしょうか。

 

当記事では、起業に向いている人の特徴について、タイプ別に解説を行っています。起業を考えている方は、自分が当てはまっているか確認してみてはどうでしょうか。

 

 

起業に向いている人の特徴5選

起業は、会社に雇われず独立して、自分の裁量で働くことになります。そのため、仕事における自由度が高い裏返しとして、安定性を欠くことにもなります。

 

このような働き方に向いている人は、次のような特徴を持っています。

 

・決断力がある

・気持ちの切り替えが上手い

・目標が困難でも諦めない

・リスクを恐れない

・視野が広く柔軟性がある

 

特徴を項目ごとに分けて、解説を行っていきます。

 

 

決断力がある

独立し起業すれば、会社員時代とは異なり、仕事に関する全てのことを自分で決定する必要があります。起業家には、先輩に当たる起業家はいても上司と呼べるような相手は存在しません。そのため先輩から宣伝や事業方針などについてのアドバイスを貰えることはあっても、最終的な決定は全て自分で行うことになります、

 

重大な契約に当たっての判断を、いつまでも先延ばしをしてしまうような優柔不断な性格では、折角のチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。また会社を辞めて、起業をするこという行為自体がそもそも決断力を要するものであり、決断力があるという特徴は、起業家にとって必須といっても過言ではないでしょう。

 

ただし、注意しなければならないのは、決断力があることと、無鉄砲やいい加減は違うということです。あくまで決断力のベースとなるのは、本人の知識や経験であるため、起業の前にしっかりと知識経験を身につけておきましょう。

 

 

気持ちの切り替えが上手い

人生には、本人の病気や怪我による不調、身近な人との離死別など様々な事態が生じ得ます。これは会社員であっても起業家であっても変わることのないものです。

 

しかし、起業家は全てを自分で決定する必要があるため、どのような事態にあっても立ち止まることは許されません。そのため、仮に身近な人との離死別があったとしても、気持ちを切り替えて、仕事に向き合う必要があります。

 

気持ちを切り替えられずに、いつまでも引きずってしまうような性格では、事業を続けることは困難であり、気持ちの切り替えの上手さは、起業家にとって大切な要素となります。

 

 

目標が困難でも諦めない

世の中には、目標が困難であればあるほど、達成に向けてのやる気を出す人がいます。もちろん達成に掛かる労力と達成によるリターンが見合わないと判断すれば、諦めることも1つの手段です。しかし、起業家にとってリターンが見合わなければ、早々に諦めてしまう諦めの良さは、マイナスに働く場合もあります。

 

まず起業自体が成功率の低いものであるという前提があります。中小企業白書によれば、個人事業主としての開業の場合に10年後に生き残っているのは僅か1割程度であり、法人の場合であっても6割以上が廃業しています。このようなデータを見れば、起業の成功という目標がいかに困難であるかわかるでしょう。

 

起業をするからには、誰しも成功を目指します。しかし成功は、容易なことではなく「続ける価値がない」「諦めた方が賢い」などと判断し、早々に廃業を選択する人も多く存在します。しかし、粘り強く困難な目標に立ち向かえる良い意味での諦めの悪さを持った人こそが、起業を成功に導くことができるのではないでしょうか。

 

 

リスクを恐れない

重大な決断をする際には、リスクを考慮することが必要です。全てを自分で決定する必要のある起業家であれば、リスクも全て自分に返ってくることになります。しかし、リスクを恐れてばかりでは、何も決断することはできません。

 

事業を続けていけば、必ずリスクを被る恐れのある決断を下さなければならない場面が表れます。もしリスクを恐れず、自分が必要であると考える手段を講じることが出来ないのであれば、起業するべきではないでしょう。

 

もちろんリスクと得られるリターンを比較衡量することは大切です。比較衡量を行わずに、決断をするのであれば、それはリスクを恐れない勇敢さではなく、単なる無謀な賭けでしかありません。

 

 

視野が広く柔軟性がある

起業を成功させるには、視野の広さや柔軟性も必要です。起業の成功という困難な目標に立ち向かい続ける良い意味での諦めの悪さは、起業家にとって大切な要素となります。しかし、時には視点を変えてみる柔軟性も必要となるでしょう。

 

それまでと違った視点から物事を見てみれば、上手くいかない原因がわかる場合もあります。同じ一面からしか物事を見ない視野の狭い人では、原因に気付けないことも多いでしょう。

 

また、一度成功した事例に拘り続け、同じ手法を続けることも問題です。世の中は、刻一刻と変化しており、かつて成功した手法が、次も成功する保証はどこにもありません。そのため、成功体験に囚われず、変化に合わせた手法を選択できる柔軟性も事業の継続には不可欠です。

 

 

 

まとめ

ここまで起業に向いた特徴について解説してきましたが、各特徴を総合的に見れば、意志が強くかつ硬軟織り交ぜた対応ができる柔軟性を持っているということになります。では解説してきたような特徴を欠いた人は、起業で成功できないのかといえば、決してそのようなことはありません。

 

起業は自分1人で行う必要はなく、自分自身に欠けた資質があるのであれば、それを補ってくれる仲間を探し、共に起業することで起業を成功させることも十分に可能です。そのため、当記事で解説した特徴を自分が持っていないと感じる方は、共同起業を目指してみてはいかがでしょうか。

 

これから起業を考えるならこちらの記事も参考にしてください。

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